蒸気漏れ補修
Steam leak repairリークシーリング(漏洩補修)とは
DOITは、プラント設備のバルブ、フランジ、配管の漏洩を運転したまま独自の技術で補修するサービスを得意としております。
プラント設備の運転中の漏洩補修の作業ができるため、運転停止の損失なく漏洩補修が可能になります。

Corresponds to various leak points様々な漏洩箇所に対応
漏洩と言っても様々な種類があります。
漏洩箇所・状況などを正確に判断し最適な方法で補修を行います。

Leak ceiling mechanismリークシーリングの仕組み

01
フランジ漏れ発生

02
漏れ止め治具(クランプ)を取り付ける。
漏洩部に一番近い注入口に逆流防止コックを取り付ける。

03
漏洩箇所の反対側の注入口から充填材を注入。
注入が完了した場所はボルトを入れて逆流を防ぐ。

04
注入箇所を変えて順次注入

05
漏れが出るのは最終の注入口のみとなる

06
逆流防止コックを"閉"にし 注入ガンを取り外す。
施工完了
About the construction of Creseal施工について
運転を止めずに蒸気洩れ箇所の補修が可能
弊社技術は、特殊な半可塑性の合成品で漏洩部を補修するためのシール(補修)材を使用します。
液体の熱や外部から与えられた熱で一旦、軟化させリーク部に注入し、注入後は時間の経過とともに硬化し、蒸気洩れを防ぐものです。火力・原子力発電所や各種プラントの生産ラインには多数のパイプラインがはりめぐらされており、その保守や安全には万全の対策が講じられていますが、配管の継手やバルブ部分に欠陥が生じ、蒸気や液体、気体が漏れる場合があります。これらのリークに対処するには生産ラインを停止して対策をとる必要がありますが、経済性・操業率からも得策ではありません。
リークシーリングシステムは、パイプラインの運転供給を止めず、液体がながれた状態でシールすることができます。
プラントなどの計画停止工事の実施間隔が長くなり、連続運転が多くなっている今日、運転を止めずにリーク部をシールできるこの技術は、今後多くの需要が見込まれるものと思われます。


Selection of sealing materialシール材の選定
確実に漏洩を止めるには、高温、高圧での流体耐性はもちろん、補修後の耐久性能が求められます。
温度や流体の種類によって使用できるシール材が異なります。
リークシール施工前に流体耐性チェックをおこないより高い耐久性能を持つ最適なシール材を選定して使用しております。

Benefits of Kure sealメリット
Point01
リークシーリングシステムはパイプラインの運転供給を止めず流体等が流れたままで漏洩を止めることができます。そのため経済的です。
Point02
施工は短時間で行うことができます。
Point03
火気は用いません。また、電力等の動力も用いずに施工が行えます。
Point04
施工後もパイプラインに支障はありません。
Point05
弊社のリークシーリング事業は会社設立以降、日本全国で数多くのお客様にご愛顧いただいており、実績も残しております。温度、圧力、流体が製品の対応条件に適したものであれば配管漏洩を止めることができます。
Point06
直管、エルボ、バルブ、フランジなどの様々な場面で活躍いたします。
Point07
漏洩の危険性のある箇所に予防として施工することも可能です。
Product list・Filler製品一覧・充填材
DOITの充填材は
- ・蒸気漏れ用(半可塑性、時間経過とともに硬化、各2種類)
- ・耐薬品用(硬化しない充填材、各2種類
があります。各充填材によって使用条件、特性が異なりますので施工の際には、状況に適した充填材を選択します。
特製 |
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外観 | ![]() |
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タイプ | SN | SH | SSC | VGSB |
温度 | 100℃〜400℃ | 100℃ ~450℃ | 230℃以下 | 0℃ ~300℃ |
圧力 | 24.5MPa以下 | 9.8MPa以下 | 1.9MPa以下 | 1.9MPa以下 |
寸法 | 16mm×79mm | 16mm x 79mm | 16mm x 70mm | 12mm x 70mm |
本数 | 12本入り | 12本入り | 12本入り | 6本入り |