プラント漏洩補修の様々な一例を掲載しております。
漏洩の症状・作業環境により、使う器具や補修の内容は異なります。
症状に最適な方法を選択し丁寧に説明・相談の上施工いたします。
Steam line valve repairスチームラインバルブ補修
- 工事内容
- 300A配管 バルブグランド部より蒸気洩れが認められた為、洩れ止め補修を実施。
- 流体情報
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- 管サイズ300A
- 流体名蒸気
- 流体温度170℃~180℃
- 流体圧力0.6MPa
- 使用シール材
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- シール材SNタイプ
- 1本の大きさ16mmφ.79mm
- 1本の容量16cc
- 1箱の本数12本
- 使用温度100℃~400℃
- 使用圧力24.5Mpa以下

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STEP_01補修前状況確認
バルブグランド押さえ部およびステムより蒸気洩れが認められた為、洩れ止め補修を実施。
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STEP_02蒸気漏れ状況確認
グランド押さえ部およびステム部に蒸気を確認。
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STEP_03切削作業
バルブボンネット部にM8用下穴を切削
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STEP_04補修完了後状況
バルブボンネット部に高温高圧用安全弁を使用し4mm貫通穴を切削
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STEP_05シール材注入
注入用安全弁を使用しシール材を注入
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STEP_06注入後確認
シール材注入後、蒸気の噴出が止まったことを確認し封印処理を行う。
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STEP_07封印後もう一度確認
ステム及びグランド押さえからの蒸気洩れ無しを確認
High-pressure steam line repair高圧スチームライン 補修
- 工事内容
- 100A配管 フランジシート部より蒸気洩れが認められた為、洩れ止め補修を実施。
- 流体情報
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- 管サイズ100A
- 流体名蒸気
- 流体温度200℃
- 流体圧力1.6MPa
- 使用シール材
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- シール材SNタイプ
- 1本の大きさ16mmφ.79mm
- 1本の容量16cc
- 1箱の本数12本
- 使用温度100℃~400℃
- 使用圧力24.5Mpa以下

- 治具
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- 100Aフランジ

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STEP_01補修前状況
100A配管フランジ部より蒸気洩れが認められた為、洩れ止め補修を実施。
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STEP_02クランプ取付け
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STEP_03シール材注入状況
シール材タイプ:SN
シール材注入圧力:20Mpa~30Mpa
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STEP_04補修完了後状況
蒸気の洩れがないことを確認。
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STEP_05蒸気確認
微量な蒸気洩れをボルト部より認められた為、依頼者へ報告。
ご相談の結果、経過観察とする。対策としてフランジすべてのボルトを新品と入れ替えボルト治具よりシール材を注入する。